週3パートのはずが正社員並みに。あの一言で自分の働き方を取り戻した

扉の前に立つ女性薬剤師と「パートを選んだ理由 忘れていませんか?」のテキスト

「そんなに働いてるなら、正社員にならない?」

エリアマネージャーから声をかけられた日、私は我に返りました。

週3回のパートとして契約した薬局でした。
開局して間もなく、スタッフも若手ばかりです。
でも半年に1回薬局長が交代して、人の入れ替わりが続いていました。

気がつくと、在籍期間が長いというだけで仕事が増えていきました。

断れないんだよね…人もいないし、仕事が増えていく。

できることをこなすうちに、膨大な量を一人でカバーするのが当たり前になっていました。
毎日必死で、自分の状況のおかしさに気づけないでいました。

そんなある日、正社員のお誘いがきました。

正社員?でも週5は無理だし、子どものこともあるし…

最初の契約など、微塵も考えてもらえていなかったのです。
そこで気づけてよかった、と今は思っています。

あなたは今、自分が選んだ働き方を守れていますか?

目次

いつの間にか、週3パートのはずが正社員並みに働いていた

薬局で書類を抱えて立つ女性薬剤師のイラスト

開局したばかりの薬局で、なぜか薬局長が頻繁に交代するという事態が起こっていました。
人が辞めると、その業務を知っているパートが穴を埋めていました。

朝早く家を出て、子どもを送り出してからそのまま薬局へ。
開店前から一人で作業をこなし、休日も都合がつけば監査や一包化業務をこなす日々。
気づけば40時間を超えることもありました。

帰りたいとか、しんどいとか、考える余裕すらなかった。
ただこなしてた。

できるからやっていた、それだけでした。
でも上の人たちは、この状況を見て見ぬふりをしていたようです。

できるからやってはいたけれど、これってありなの?

自分でも気づかないうちに、毎日を回すことだけに必死になっていました。

店舗が回っていれば、上の人たちは問題視しません。

おかしいと気づけなかったのは、職場の構造が壊れていたから

頭上にはてなマークが浮かぶ、考え込む女性薬剤師のイラスト

開局したばかりだと、処方箋も不安定でスタッフを厚くできない事情もわかります。
でも、それで割を食うのはいつもパートでした。

正社員は2年目の若手1人で、あとはパートという体制。
管理薬剤師も半年で交代していく状態です。
中途の薬剤師も事務員もほとんど続かず、入れ替わりが止まらないのでした。

3人のパートでなんとか回す日々が続いていました。
社員でもないから、誰に相談していいかもわからないまま月日が過ぎていきました。

相談できる人がいないって、じわじわ消耗するんだよね。

あなたの職場はどうですか?
問題があると思った時に、伝える相手はいますか?

正社員のお誘いで、ハッと我に返った

後ろに子どもたちがいる女性薬剤師のイラスト

嵐のような日々の中、突然エリアマネージャーから声をかけられました。

本来なら、喜ぶべきことなのかもしれない。 でもこの時、喜べない自分がいたのです。

えっ?さらに都合よく使うつもりなの?

そもそも、私はパートを希望してこの薬局に就職しました。

なぜパートを選んだのか。

子どもとの時間を守りたかったから。家族を優先したかったから。

仕事ができる楽しさや、任せてもらえる責任感。
そういうものに夢中になるうちに、大切にしたかったものを見失っていたのです。

あの一言がなければ、気づけないまま消耗し続けていたかもしれない。

あなたは今も、自分がパートを選んだ理由を覚えていますか?

おかしいと感じたら、それが「動くサイン」

カフェでノートパソコンを開いて転職活動をする女性薬剤師のイラスト

要所要所で、本来なら気づけるタイミングはあったと思います。

  • 薬局長が何度も変わること
  • 人が次々と辞めていくこと
  • 早朝の出勤で監査していること

でも毎日を必死でこなしていると、そういうサインを見逃してしまいます。

私より契約時間が短いパートさんたちは、時間になればきちんと帰っていました。
それが本来の姿だったはずなのに、いつの間にか自分だけが違うことをしていました。

自分がやらなきゃって背負う必要はなかったんだと今ならわかる。

私はその後、在籍中に転職活動をして次の職場を見つけてから退職を伝えました。
活動をしてみるだけでも、今の環境が自分に合っているかどうかが見えてきます。

完全に病んでしまう前に、まず外を見てみることから始めてみませんか?

まずは求人を眺めるところから始めてみよう!

転職活動って、辞める決断じゃなくて「今の自分を見直す手段」なんだよね。

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