副業がしたくて、ふと出会った単発のスポット薬剤師。
勢いでデビューした私ですが、続けているうちに、最初は見えなかったものが見えてきました。

(ちか吹き出し)正社員として働きながらの単発スポット。
やってみると、この二つ、まるで正反対なんです。
どちらが優れているという話ではありません。
でも、同じ薬剤師の仕事なのに、根っこがこんなに違うのかと驚きました。
続けたからこそ見えた、その”実際のところ”を書いていきます。
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なぜ”全部フリーランス”ではなく、副業でスポットを選んだのか


あまり耳馴染みがないかもしれませんが、薬剤師の世界にも、
フリーランス(業務委託)として契約する働き方があります。
長年薬剤師をやってきた私でも、恥ずかしながら最近知りました。
子育てがひと段落して、パート薬剤師から正社員へ復帰した私。
ちょうど副業ブームもあって「自分にも何かできないかな」と
模索していたものの、これといった取り柄が見つからない日々でした。
そんなときに出会ったのが、薬剤師のスキルをそのまま使える単発の仕事だったんです。
この単発、本当に”単発”です。
決まった曜日に出るわけでも、月に何回と契約しているわけでもありません。
委託先と相談して決めた日にだけ、働きに行く。
それくらい自由なんです。
だからこそ、本業の正社員があるうえでの単発スポットが、私にはちょうどいい。
無理のない範囲で違う環境を経験できて、勉強にもなって、そのうえ収入も生まれる。



じゃあ、いっそ全部フリーランスにすればいいのでは?



フリーランス(業務委託)には、自由がある代わりに、正社員が当たり前に守られている部分がなかったりもするんです。
だから私は、本業は正社員で残したまま、副業として単発を選んでいます。
関連記事:スキルなしの私が単発薬剤師になれた理由
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続けてみて見えた「正社員の表と裏」


正社員として同じ薬局に立ち続ける。
すると、気づかないうちに“積み重ね”に守られています。
患者さんの過去の処方。
前回どんな話をしたか。
記録にもスタッフの記憶にも残っていて、ひとりで抱えなくていい。



これが当たり前じゃないと、スポットに出て初めて気づきました。
でも、正社員には「その薬局のやり方」もあります。
長く続いてきたルールや慣例。
それで回っている部分も大きい。
だけど「こうしたら」と思っても、突飛な提案はしにくい。
いつの間にか、その場の色に馴染んでいます。



守られている代わりに縛られている。本当に正反対な感じがします。
どちらが優れているという話ではありません。
両方を行き来するからこそ、それぞれの良さも窮屈さも、フラットに見えてきました。
関連記事:そもそも私がスポットをはじめたきっかけはこちら。
スポットが必要とされるのは「正社員が入りにくい日」


実際にスポットをやってみて、気づいたことがあります。
私が入るのは、正社員が入らない日。
わかりやすく言えば、平日より日曜や祝日です。



正社員で働きながらでも、スポットの仕事はちゃんとあるんです。
日曜・祝日は、クリニックのほとんどが閉まっています。
だから来局するのは、その多くが臨時受診。
いちばん多いのは、かぜ症状の患者さんです。
大人より、こどもが多い印象。
平日に小児をあまり扱っていなかった頃は、正直ドキドキしていました。
かぜ処方といっても、中身はさまざま。
気を抜く暇もなく、1日があっという間に終わります。
やりがいしかない、そんな単発の仕事です。
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聞ける人がいない日もある。だから”自分の軸”がいる


スポットの日は、ほとんど管理薬剤師がお休みです。
もちろん、連絡は取れる体制になっています。
でも、なんでもすぐ聞ける環境ではありません。
自分の判断を迫られる場面も多い。
管理任せにできないのが、スポットの醍醐味です。
薬剤師としての軸さえ持てば、普通にこなせます。
むしろ大きな力になって、自分の成長につながる。



前向きに捉えると、成長につながるね。



もちろん、他のスタッフと相談もします。事務さんから質問されることも多いです。
関連記事:一つの職場しか知らないことの怖さは、この記事でも書きました。
まとめ:それでも、やってみたい人の受け皿はちゃんとある


単発・スポット薬剤師という働き方、いかがでしょうか。
皆さんは知っていましたか?



知ってはいたけど、どんなものか分からなくて踏み出せずにいる。
知らないと、確かに怖いですよね。でも、大丈夫。
やってみると「意外と自分にもできるんだ」と思える場面があります。
その反面、「ここはまだだな」と反省することもあります。
知らないことは、知ればいい。
次にできるよう備えれば、どんどんステップアップできます。
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